皆様が大好きな冬の果物の温州みかんは漢方薬としては皮を使います。生薬名は陳皮(ちんぴ)と言います。
その芳香が気の滞りをとり腹満や吐き気、下痢、食欲不振に使います。また、干した皮をお風呂に入れて入浴剤にされても体が温まりますね。
似たものは橘皮(きっぴ)は同じミカン科のコウジの果皮を使い、ダイダイの未熟果実を丸のままや半切りにして枳実(きじつ)といい、腹部の膨満感を取るのに使われています。
2013年9月27日金曜日
2013年8月23日金曜日
2013年7月20日土曜日
2013年6月27日木曜日
2013年5月31日金曜日
2013年4月22日月曜日
2013年3月1日金曜日
桜は皮、桃は種
春らしくになり花々が咲き誇る季節の到来。漢方薬の材料として桜は皮を使います。桜皮(オウヒ)と呼びます。バラ科のヤマザクラやその他のサクラ類の樹皮を使用します。日本の民間薬として開発されたものです。解毒や鎮咳薬として使われてきました。皮膚の湿疹やニキビに良く使う十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)に使われています。以前の咳止めの液体には良くオウヒエキスが配合されてました。
桃は同じバラ科で漢方薬では桃仁(とうにん)と言います。ノモモやモモの種子を使います。杏の種子と良く似ていますが使い方は違い、消炎性駆オケツ薬として下腹部の血液の停滞や月経不順などに使います。婦人病に良く使われる桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や桃核承気湯(とうかくじょうきとう)に配合されています。
桃は同じバラ科で漢方薬では桃仁(とうにん)と言います。ノモモやモモの種子を使います。杏の種子と良く似ていますが使い方は違い、消炎性駆オケツ薬として下腹部の血液の停滞や月経不順などに使います。婦人病に良く使われる桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や桃核承気湯(とうかくじょうきとう)に配合されています。
2013年1月18日金曜日
生姜(ショウキョウ)
冷えに良いとテレビでも話題のショウガは漢方薬ではポピュラーな生薬です。
使い方は生の場合、干して使う、蒸してから干して使う場合の3種類です。
生のままを使う場合は吐き気がある時です。
「つわり」の時もおろしたショウガを絞って紅茶などに入れて冷たくしてからさましてから飲みますと楽になります。
また、葛根湯や小青竜湯などには干したショウガが使われています。
もっと深部を温めなくてはならない薬方には蒸して乾燥したショウガが使われています。
その他にも漢方処方には香辛料のウイキョウや中国産の山椒、ニンニク、シソ、ミント(薄荷)などが使われます。
使い方は生の場合、干して使う、蒸してから干して使う場合の3種類です。
生のままを使う場合は吐き気がある時です。
「つわり」の時もおろしたショウガを絞って紅茶などに入れて冷たくしてからさましてから飲みますと楽になります。
また、葛根湯や小青竜湯などには干したショウガが使われています。
もっと深部を温めなくてはならない薬方には蒸して乾燥したショウガが使われています。
その他にも漢方処方には香辛料のウイキョウや中国産の山椒、ニンニク、シソ、ミント(薄荷)などが使われます。
登録:
投稿 (Atom)