2012年10月25日木曜日

彼岸花(ひがんばな)

彼岸花は秋のお彼岸の頃に咲く赤色の美しい花が子供の頃から印象的でした。

マンジュシャゲ(曼珠沙華)の呼び名でも親しまれていますが、この名前は牧野富太郎先生によると赤い花を現す梵語に基づくそうです。私達の年代では山口百恵さんの歌で思い出されます。もっとも、題名はたしか「マンジュシャカ」と呼ばせていたと思います。

民間薬として昔から水の溜まる病気にトウゴマと一緒にすりつぶして両足の裏に張って使います。体の余分な水分が大便や小水になって排泄されます。漢方薬としては石蒜(せきさんと言われます。