2012年7月2日月曜日

芍薬は漢方の中では重要な役割!

根を使いますが外皮を取り去った根を「白芍びゃくしゃく」外皮をつけたままのを「赤芍せきしゃく」といいます。殆どは「白芍」を使っています。

婦人病でよく使う当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や小児や疲れた時に使用する小建中湯(しょうけんちゅうとう芍薬はお腹を温めて筋肉の緊張をほぐします。

冷たい物が多くなるとお腹が張ったり、下痢したりしますがその時に良く使われる桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)も芍薬が主剤になっています
これからの季節、クーラーや冷たい飲食物でお腹が冷えますから出番の多いお薬です。