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回徳堂薬局 すこやか漢方ブログ
不妊・にきび・更年期・乳腺のトラブルなど、女性の悩みに伝統漢方を試してみませんか?神奈川県横浜市港北区 「回徳堂薬局」です。
2013年12月4日水曜日
みかんの皮
皆様が大好きな冬の果物の温州みかんは漢方薬としては
皮を使います。生薬名は陳皮(ちんぴ)と言います。
その芳香が気の滞りをとり腹満や吐き気、下痢、食欲不振に使います。また、干した皮をお風呂に入れて入浴剤にされても体が温まりますね。
似たものは
橘皮(きっぴ)は同じミカン科のコウジの果皮を
使い、ダイダイの未熟果実を丸のままや半切りにして
枳実(きじつ)といい、腹部の膨満感を取る
のに使われています。
2013年9月27日金曜日
菊の花
菊の花は菊人形や天皇家の家紋にあります様に古くから親しまれてきた花です。日本産の菊は食用になり、
お刺身のツマとして添えられています。解毒効果が期待できます。
また、薬用とされている菊の花は日本では産出されず、輸入されています。
中国や韓流のドラマに出てくる菊花茶は苦味も少なく延命長寿
として飲用されています。薬用には白花と黄花とあります。
黄花の「杭菊花
こうきくか
」が日本では主に使われ、目の薬やめまい、耳鳴りのお薬に配合されています。
2013年8月23日金曜日
ゲンノショウコ
民間薬の中で
「どくだみ」
と同様に昔から親しまれています。胃腸腹痛、下痢止め、便秘などに使われています。
胃腸の弱い人はゲンノショウコをお茶代りに飲んでいると
胃腸が調整されて丈夫になり
便秘する人も便通
があるようになるとされています。中国では老鸛草(ろうかんそう)と言われ薬用酒として関節の痛みに効用があるとかかれています。もちろん煎じたものは下痢とめとして使われます。
採取時期は花をつける初期が良く土用にの丑の日頃が適しています。
2013年7月20日土曜日
どくだみ
昔はどこのお宅にも自生していました。
さつまいもの葉に良く似た形
をし、梅雨の頃に白い花は咲きます。生の葉の臭いが独特です。
体の中の毒素を出す作用
があり民間薬として親しまれてきました。
腫れ物や鼻の病気、痔、打撲にも効用
があるとされています。採集時期は花の咲く頃に乾燥して適当な大きさに切り、保存します。乾燥した葉を煮出して服用します。
2013年6月27日木曜日
朝顔
最近出版された東野圭吾さんの「夢幻花」には黄色の朝顔の種が取り上げられていますが、確かに黄色の朝顔は見たことがありませんね。
漢方薬としての朝顔の種は「牽牛子
けんごし
」
と言われてます。
下剤として粉末にし、ナツメとショウガの煎じた液
で服用する。また、比較的体力のある方
のむくみや利尿剤
として使われます。
2013年5月31日金曜日
ぼたん
牡丹の花は
「立てば芍薬、座れば牡丹」
の喩えがあります様に美しく華やかな花です。漢方薬では根の皮の部分を使い
「牡丹皮
ぼたんぴ
」
と言います。奈良県産が良品。
女性の代表的な漢方薬のケイシブクリョウガン
にも使われています。血液を巡らせて血滞を改善する作用があり、生理痛や打撲の内出血の改善にも使います。
2013年4月22日月曜日
サンシュユ
先日、新宿御苑にお花見に行きました折、
渋い黄色のサンシュユ(山茱萸)花
がとても可愛らしく、目に留まりました。ミズキ科のサンシュユは
別名ハルコガネバナ
とも言われています。その名の通り
黄金色の花びらが
特徴です。
漢方薬としては実を使います。実は赤くグミの様な形をしています。乾燥すると紫黒色となり、
酸味と渋味
を併せ持ちます。効果としては足腰のだるく力が入らない時や汗がなかなか止まらない時に使われています。
有名な漢方薬の八味地黄丸や六味地黄丸等にも使われています。
2013年3月1日金曜日
桜は皮、桃は種
春らしくになり花々が咲き誇る季節の到来。漢方薬の材料として桜は皮を使います。
桜皮(オウヒ)
と呼びます。バラ科のヤマザクラやその他のサクラ類の樹皮を使用します。日本の民間薬として開発されたものです。
解毒や鎮咳薬として使われてきました。皮膚の湿疹やニキビに
良く使う
十味敗毒湯
(じゅうみはいどくとう)
に使われています。以前の咳止めの液体には良くオウヒエキスが配合されてました。
桃は同じバラ科で漢方薬では
桃仁
(とうにん)
と言います。ノモモやモモの種子を使います。杏の種子と良く似ていますが使い方は違い
、消炎性駆オケツ薬として下腹部の血液の停滞や月経不順などに
使います。
婦人病に良く使われる桂枝茯苓丸
(けいしぶくりょうがん)
や桃核承気湯
(とうかくじょうきとう)
に配合されています。
2013年1月18日金曜日
生姜(ショウキョウ)
冷えに良いとテレビでも話題の
ショウガ
は漢方薬ではポピュラーな生薬です。
使い方は
生の場合、干して使う、蒸してから干して使う場合の3種類
です。
生のままを使う場合は吐き気がある時です。
「つわり」
の時もおろしたショウガを絞って紅茶などに入れて冷たくしてからさましてから飲みますと楽になります。
また、葛根湯や小青竜湯などには
干したショウガ
が使われています。
もっと深部を温めなくてはならない薬方には蒸して乾燥したショウガが使われています。
その他にも漢方処方には
香辛料のウイキョウや中国産の山椒、ニンニク、シソ、ミント(薄荷)など
が使われます。
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