2017年8月1日火曜日

桂皮(ケイヒ)

ケイヒはクスノキ科の常緑樹の樹皮で、シナモンやニッキとしてもお馴染みですね。
漢方では桂皮や桂枝として、桂枝湯、葛根湯、麻黄湯などの処方に、体の表面の風寒を発散させる働きで入っています。
その他、温経湯、五苓散などたくさんの処方に入っています。
この写真のケイヒは回徳堂のお店に入って左の棚の一番上にあります。
いろいろな生薬を展示していますので、また次回ご紹介したいと思います。


2017年7月22日土曜日

当帰の苗

漢方の勉強会でかわいい当帰の苗を分けていただきました。
まだ背丈が5センチほどですが、葉っぱはもうしっかりセリ科の形をしています。
漢方では根を使います。
血を補い、気を巡らす働きがあり、冷え性の方には最適な生薬で
当帰芍薬散や四物湯や温経湯などたくさんの処方に使われます。